骨と建築 [レポート]
ギプスだらけの家をみつけた。
解体間近の建物のようだ。
正確に言えば、建物の周りに足場とそこへ向かうための梯子がたくさんかけられているわけで、建物自体がこの梯子で支えられているわけではない。
けれど、私にはこれだけの支えがないと、もう自分で立っていることもできなくなってしまった家のように見えた。
建築は雨風をしのぐ為にあるものだから、骨組が見えるとかぼそい気持ちになる。
これから死に向かっていく臭いがする。
その一方、同じく骨組みが見えていても、若々しさを感じる建築もある。
というか、本来建てる予定のものはまだ存在すらしていない。
足場を組んだだけの場所だ。
でも、これから伸びていく建築は既にここに見える。
子宮の中で、生命に変化するのを待つ命の素のようだ。
解体間近の建物のようだ。
正確に言えば、建物の周りに足場とそこへ向かうための梯子がたくさんかけられているわけで、建物自体がこの梯子で支えられているわけではない。
けれど、私にはこれだけの支えがないと、もう自分で立っていることもできなくなってしまった家のように見えた。
建築は雨風をしのぐ為にあるものだから、骨組が見えるとかぼそい気持ちになる。
これから死に向かっていく臭いがする。
その一方、同じく骨組みが見えていても、若々しさを感じる建築もある。
というか、本来建てる予定のものはまだ存在すらしていない。
足場を組んだだけの場所だ。
でも、これから伸びていく建築は既にここに見える。
子宮の中で、生命に変化するのを待つ命の素のようだ。
2012-08-24 01:34
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